今日は奥日光まで上がってきました。2週間ぶりの戦場ヶ原は雪がほとんど溶けてしまっていて見違えます。木道を歩いていくと湿原にも雪はなく、溶けた水がところどころ凍っています。木道に腰掛けて朝ご飯を食べていると、静寂の中に氷の溶ける音なのかパチパチとかすかに聞こえてきます。
夏鳥はさすがにまだだなぁと思って引き返そうとした時、遠くの木の天辺から小鳥のさえずりがします。あれ？と思っていると近くに寄ってきました。
おぉノビタ君（ノビタキ♂）だ！こんなに寒いのにもう帰ってきてたのね。
顔はもう真っ黒だけど、おせながまだなのねん。って言っているのかどうか分かりませんけど長旅ご苦労様でした。暫く観察していると、私が全然気付いていないだけだったのか、湿原の中から何羽か飛び出してきて追い掛け合いになっています。縄張りを決めている最中なのかもしれませんね。
他の夏鳥はまだのようでしたがこれからしばらく目が離せませんね。
【場 所】 栃木県日光市 戦場ヶ原
【時 刻】 6:30〜9:00
【天 候】 晴れ
【観察者】 ぱせり
【環 境】 湿原
【観察種】
1. マガモ 7. カワガラス 13. シジュウカラ
2. トビ 8. ミソサザイ 14. カシラダカ
3. キジバト 9. ノビタキ 15. カケス
4. オオアカゲラ 10. エナガ 16. ハシブトガラス
5. コゲラ 11. コガラ
6. キセキレイ 12. ヒガラ
【主要撮影データ】 E7900, LEICA APO-TELEVID 77+32xWW, ISO 200, ノートリ(D2Hの画角に合わせて上下のみトリミング）
カワセミ王国 カワセミポイント C002 （←帰りの道中で）