9/18 老後の楽しみ

鳥見日記ファンの皆様お待たせしました。2ヶ月の沈黙を破って帰って参りましたぁ。ってただ単に暑くてサボっていただけなんですけれど。またがんばりますのでどうぞご贔屓にm(_ _)m。
2ヶ月も経つと色々とありまして、世間ではD2Xなるものが世を騒がせています。がσ(^^)はというと、先立つものもないのでとりあえず様子見ですよ(^^。

さてさて9月も半ば過ぎどこへ出撃しようかということになります。今までのパターンではカワセミの巣立ちになるのですが、いつも行っていた遠くの公園がよろしくないのですよ。公園の池がコイヘルペス予防という名目でKeep out!と書かれた黄色いテープで包囲されていて撮影意欲が湧きません。昨年はタカの渡りを見に白樺峠に出撃したのですが、いかんせん駐車場からポイントまでの坂道がキツイのでこれまた断念。

一生懸命考えた結果、近場でシギチを探してみようと思い立ちました。本当は定年後の楽しみに取っておこうと思っていたんですけどまぁいっか(笑)。でもあてがあるわけでもないので、適当に田圃を探してみることに。10日程前に滋賀県の湖東へ出張に行ったときには、タクシーの車窓から田圃にタシギらしき鳥を見つけたのに栃木には居ないんかい!
田圃の中を流れる小さな川の辺を歩いているとカルガモが30+居ます。「こんな狭いところで集まって」と思いながら近寄っていくと飛ばれてしまいました。しかもその中に1羽だけタシギ類らしき鳥影が(;;)。仕方ないので土手に陣取って待つことにしました。30分程待っても戻ってこないのであきらめて立ち上がったとき、目の前に小さな黒い水鳥が2羽。「えらい小さいカイツブリやなぁ」と思って双眼鏡でよく見ると何かのヒナです。見たことがあるような無いような...。とりあえず証拠写真っと。

このヒナ泳いでいるというよりは水面に浮かぶ草の上を歩いてるといった感じでなんか面白いです。ちょうどこっちに向きを変えて歩いてきました。

家に戻って画像をチェックしていて気が付いたのですが、体に似合わずずいぶんと大きな足ですねぇ。水掻きもないような。
と、そこへケッ、ケッ、ケッと小さいけれど鋭い鳴き声が近寄ってきました。どうも親鳥がヒナに対して私を警戒するように注意しているようです。声を頼りにそーっと探してみると親鳥が居ました(^^。

バンのようですね。見るのは2回目ですが、前回はすぐに隠れてしまったのでゆっくり見たのも写真を撮ったのも初めて。でも頭の中にあるバンとは何か違います。そうそう、上の嘴の付け根の部分がもっと赤いような。でもどう見てもバンですよね。じっくりと見たバンは首の辺りがハトのようで結構かわいいかも。ということでさっきのヒナはバンでした。

ヒナもそうだったのですが、足が大きいですね。しかも緑色!なんだかビミョーですが(笑)。帰って奥さんに見せたところ、一発で気に入ったようです。特にこの足が恐竜のようで良いそうです。分かりませんねぇ奥さんの好みは(^^ゞ。あまり長居してストレスをかけては行けないので退散することに。

これは索敵中のトビの若鳥。トビは留鳥だから渡りとは無縁なんでしょうね。これだけトリミングしています。

ということで、シギチは定年後の楽しみに取っておくことにしようかな(笑)。

【場 所】 栃木県氏家町
【時 刻】 10:00〜12:00(早起きが出来ない体になってしまいましたぁ)
【天 候】 晴れ
【観察者】 ぱせり
【環 境】 田圃
【観察種】
1. コサギ 5. バン 9. ムクドリ
2. アオサギ 6. タシギ(sp) 10. ハシブトガラス
3. カルガモ 7. ハクセキレイ
4. トビ 8. モズ
【撮影データ】 D2H, AF-S300/4D, x1.4, 解放オート, ISO200, RAW, 手持ち, ノートリ

カワセミ王国 カワセミポイント C022

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